正期産突入!5人目妊婦の最近
今回は完全に日記のような記事です。ご容赦ください(笑)
さて妊娠中の私ですが、ついに正期産に突入しました。正期産とは赤ちゃんが成熟しており、いつ産まれてもいいよという時期のこと。出産予定日の3週間前から予定日の13日後(2週間未満)までが正期産です☺
今回は切迫早産の入院など妊娠中の入院が一度もありませんでした。5人目にして初めてのことです。長らく自宅安静はしていたのですが、入院がないのは控えめに言っても最高です。子どもたちと一緒に過ごすことができますし、家族に負担をかけることも少なくて済みます。子どもが多くなると物理的に預けるのが難しくなりますし、気を遣うんですよね(笑)
ちなみに切迫早産入院で辛いのは安静度の管理。今度切迫早産について記事を作りたいと思っていますが、それぞれの安静度に応じて入浴(シャワー)やトイレ、移動手段など制限があります。私の場合はそこまで重度ではなかったこともあり、週3回程度シャワーをさせてもらってましたがそれでも三日シャワーに入らないと頭がべたべたして不快感を感じるときもありました。シャワーの予定の日に切迫早産の兆候が強く出ていればシャワーに入れないということもあるため、病院によっては4日~1週間入れない、なんてときもあります。とはいえ、赤ちゃんを一日でもお腹の中で大きくするためにお母さんたちも必死です。ひたむきに安静度を守って頑張っておられるお母さんには本当に頭が上がりません。
話は戻りまして、正期産に入ってからの体調のお話しです。大きな問題もなく順調な経過ですが、マイナートラブルはあります。
足の浮腫み:妊娠16週を超えたあたりから浮腫が出始め、今では足全体がかなり浮腫んでいます。私の場合ですが、1人目2人目は浮腫みなし、3人目以降から浮腫み始めて人数?年齢?を重ねていくと浮腫み始める週数が早くなり、浮腫みの程度がひどくなっています。年齢によるものかとも思いますが、浮腫みがひどいときは妊娠高血圧症候群など腎臓の機能低下の可能性もありますので、塩分を少しだけ注意しています。
軽度貧血:妊婦健診では採血で貧血の有無を調べていますが私は軽度貧血の指摘がありました。ヘモグロビンというのが貧血の数値ですが、妊婦さんは貧血になりやすい傾向にあります。というのも、妊婦さんは徐々に循環血液量が増え最終的に妊娠前の1.3~1.4倍程度になります。血漿量は増えますが、血球の量は増えないので相対的に血が薄くなり貧血になります。これを水血症といいます。例えるなら、しっかり味のついたカルピスが妊娠前、ちょっと薄く作りすぎたかな、というのが臨月の妊婦さんです。カルピス(血球)の量は変わらず水(血漿)だけ増えます。(予想以上に例えがひどくて驚いています。)貧血があれば鉄のお薬を内服したりします。また食事でも鉄を摂るよう意識しています。出産のときに出血はつきもの、少ない人なら100~150mlほどですが、500ml、1000mlと出血する場合もあります。元々貧血傾向の人が出産で血液を失うと、容易に審決になり、産後の体調の回復が悪かったり、育児をすることができない場合もあります。出産時の出血量は予測できませんので、妊娠中に鉄を確保しておきます。
便秘:妊娠するとホルモンの影響で便秘がちになります。また子宮が大きくなるので腸が圧迫されるということも便秘の要因のひとつ。悪阻中は食べる量も少なく、いつから出ていないんだろう?となるのは私だけではないはずです。便秘に関してもお薬でコントロール+食生活に気を付けながら過ごしています。
骨盤痛:産めば生むほど骨盤が歪み緩んでいることを実感しています(笑)妊娠回数が増える分だけ骨盤周りの痛みがでています。立ち上がるのも歩くのも寝返りをするもの痛い…骨盤ベルトをつけたり整体に行ってみたりいていますが、完全に痛みが消えることはないです。最近は恥骨に痛みが出てきており恥骨離開かな~なんて思っています。ひどい恥骨離開の場合は痛くて歩けないほどになります。まだ抱っこ抱っこの子がいるので抱き上げ方に気をつけています。
甘いものが食べたい:これはマイナートラブルでもなんでもありませんが、今回の妊娠中甘いものが食べたくて食べてくて仕方ありません(笑)3人目4人目のときも甘いものをほしがっていたように思います。1人目のときは揚げ物や塩味のものが好みで、2人目の時は食欲がすごくてなんでもモリモリ食べてました(笑)性別の違いなのか、その子の食の好みなのか、わかりませんが(笑)普段食べない餡子の和菓子がおいしかったり、晩御飯の後にホットケーキを焼いたり…共犯者(わが子たち)は大喜びですがほどほどにします😂つわりのころを思い出すとおいしく食べられるということは本当に幸せなことだと感じます。
出産への想い
「助産師だし、5人目だし、出産なんて余裕でしょ?」とよく言われますが、もう全然、全く余裕のよの字もありません😂
「出産が怖いんです」と職種柄よく聞きますが、私は産めば生むほどこの気持ちが深く理解できるようになりました。元々楽観主義で「なんとかなるやろ~」が口癖の私、一人目出産のときは怖いなんて微塵も思いませんでした。若かったのもあったのか楽しみ以外のなんでもありませんでした。四回の出産経験を経て(本当にお産は毎回違います)、怖いし痛いし嫌やなあと思う日もあります。そういうときは自分がまだ出産の覚悟ができてない時だと感じます。お腹の赤ちゃんもお母さんの心境を読み取ってまだ出てきたらあかんかな?と思うんじゃないかなと。
出産を前向きに考えられるように、赤ちゃんのことを想う時間を作ってゆったり過ごす時間をとるようにしました。些細なことを話かけたりバランスボールでゆらゆらしながら。そんな時間を作ってから、怖い気持ちが薄れて赤ちゃんに会える楽しみが勝ってきました☺(とは言え怖いと思うときもあります(笑))
また、私を助産師としてではなく一人の妊婦として関わってくれる大切な仲間がいて、共感してくれたり励ましてくれたりします。助産師である前に私は私なんだと改めて思います。私は元来怖がりだし痛がりです。自分らしく生きることは大切ですね。
今まで安静にしていたので体力取り返さねば!出産にむけて心も体も準備していこうと思います✨