~私のつわり~5回のつわりとその他の初期症状

みなさんつわりはありましたか?つわりがなかったという方もいれば、入院が必要なほど重症な方もおり、つわりは本当に千差万別。そこで今回は、①つわりについて②私のつわり症状③つわり以外の妊娠初期の症状をお話したいと思います☺

つわりとは?

つわり(妊娠嘔吐)とは、妊娠5週頃より始まる食欲不振、吐き気、嘔吐といった症状です。一般的に妊娠11~15週前後に症状が軽減、消失するとされています。つわりを悪化させる要因として、環境や心理状態などが悪いということが一因としてあげられます。例えばパートナーや家族との関係性、職場環境などです。

しかし中にはつわりが重症化し、食べたり飲んだりができない、激しい嘔吐の繰り返し、過度な体重減少、最も重症な場合は死に至ることもあります。妊娠悪阻(おそ)や重症妊娠悪阻と呼びます。この状態になると入院や通院などで点滴などの医療処置が必要になることが多いです。

☆つわりの時のポイント☆

・栄養価は気にせず食べたいときに食べたいものを食べること

・水分はこまめに一口ずつでもいいので摂取すること

・急激な体重減少や尿回数の減少の際はかかりつけに連絡し相談すること

妊娠初期は赤ちゃんの胎動もなく、妊娠している実感が湧きにくい時期です。吐き気や嘔吐で苦しむのは辛いうえに、赤ちゃんは大丈夫?と心配になる方も多くいらっしゃいます。私もこんなに腹圧をかけて吐いてて大丈夫?栄養になるものを全く食べれていないのに大丈夫?と不安でなりませんでした。

栄養面で一つアドバイスするなら、妊娠前からつわりが始まるまでに赤ちゃんのために栄養を摂取することがベターです。例えば葉酸は赤ちゃんの二分脊椎予防のため重要ですが、妊娠前からサプリメントで摂取しておくことをおすすめします(^^)

5回の妊娠、つわりの症状は?

次に私のつわりの体験談です。少し長くなりますがお付き合いください(笑)

つわりの開始はいつも妊娠4週の終わり~5週頃から開始します。妊娠反応の尿検査をする前から倦怠感と吐き気で「妊娠したかな」とわかることが多いです。

妊娠6~7週ごろには嘔吐が始まり食にも偏りが出始めます。嗜好品はその妊娠ごとに微妙に変わりますが、毎回白米は受けつけず、ジャンクフードや麺類を食べていました。そこから妊娠14週ごろまでは嘔吐の嵐。喉が切れて血が出たり、嘔吐物が胆汁のような黄緑色だったり、排尿回数が2回なんて日もありました。トイレでふっと意識が飛んでいたりもしました。泣きながら「もうしんどい」と弱音を吐いたことも一度や二度ではありません。弱音を吐く度に赤ちゃんに「お母さん弱くてごめんね」と申し訳なく思っていました。匂いに敏感になり、洗濯洗剤やシャンプーの匂いがつらく、お風呂に入るときは口呼吸でさっと入っていましたがだいたいお風呂上りにトイレに直行していました。つわり症状はいつも妊娠16週ごろに少し落ち着き始めます。

私の今までの妊娠でつわりがひどかった順番は、①番目→③番目→⑤番目→④番目→→→→②番目です。特に第二子が比較的楽だったのを覚えています。つわり中はしんどいからか、毎回つわりのころの記憶がふっとんでいて詳しくは思い出せません😂だから二人目、三人目と妊娠するんでしょうね(笑)人間は都合のいい生き物ですがそれはとてもいいことです。

第一子は完全に吐きづわりでした。当時病院で働いていましたが、昼休みにごはんも食べられず点滴を打ってもらっていたこともありました。ビタミン剤臭いなあと思いながら意識は朦朧としてました。今思えばなんであんなにボロボロの状態なのに仕事をしていたんだろう、なんて思います😂栄養を取らないと!という気持ちが当時は強く、食べては吐いての繰り返し、1日5回、多いときは10回以上トイレに走っていました。職場で周りに迷惑をかけてはいけないと思いトイレで吐く時はサイレントで吐くの能力が身に付きました✨体重は‐4㎏。嘔吐が落ち着いたのは妊娠20週頃でした。出産時の体重は妊娠前の+5キロでした。

第二子は食べづわりでした。吐くのは多くても1日1~2回、常に何か食べてないと気持ち悪かったです。上の子の時とこんなに違うのかと驚いたことを覚えています。この子の時だけアイスやゼリーなど冷たいものを食べると嘔吐していました。仕事はそこまで苦にも感じておらず、休みの日も少し外出したりしていました。つわりが落ち着いたのも一番早く妊娠13週ごろでした。しっかり食べて体重は+12キロで出産しました。ちなみに産まれた後の次男坊も食欲旺盛でした😂長男は偏食の王様だったので、つわりはお腹の子の食の好みに関係あるのか?とさえ思いました。

第三子は、吐きづわりでした。いつも妊娠初期はとてつもなく寒がりになる私、真夏でも長袖長ズボンで過ごすほどです。冬のつわりはこの子だけで、寒さが本当に辛かったです😂少しでも冷えると吐き気が強くなりトイレでガタガタ震えながら吐いてました。上の子たちがトイレに来て「ママ、大丈夫?」「よちよち」と背中をさすってくれたのを覚えています☺あと3番目ちゃんのときだけ後期づわりがあり、妊娠後期に胃のムカつきと2日に1回程度の嘔吐がありました。妊娠初期とは違い吐いたあとはすっきりするためそこまで苦痛ではありませんでした。体重増加は+8キロでした。

第四子のときは食べ(+吐き)づわりでした。上の子たちの習い事の送迎が週5回くらいありました。3番目ちゃんが1歳過ぎで保育園に入れず待機児童だったため、仕事はせず3番目ちゃんと過ごしていました。麺類や甘いものが食べやすかったのと嘔吐回数もそこまで多くなかったように思います。仕事をしていなかった分、家でゴロゴロしながら過ごすことができ、3番目ちゃんと昼寝をしたりと比較的ゆったり過ごせたつわり期間でした。体重増加は+10キロでした。

第五子(今回)は吐き(+食べ)づわりでした。多いときは10回以上トイレに行き、食費がもったいないなあと思っていました(笑)倦怠感がかなり強く寝転べる時間はなるべくべ横になっていました。当たり前ですが子どもの人数が増えれば増えるほどバタバタ忙しくなります。ただ上の子たちが大きくなり下の子をお風呂にいれてくれたりオムツを変えてくれたりと本当に助かりました。吐くのが落ち着いたのは14週を超えてからでつわりが終わったと思ったのは妊娠16~17週でした。

つわり対策のあれこれ

医療の進歩が目まぐるしい昨今ですがつわりがなくなるような医療処置はありません。耐えるしかないということです😂とはいえ私なりにつわりが少しでもマシにならないか、あれこれ試しました。覚えている限りでは、鍼灸、吐き気止めの内服、妊娠前からの体作り、思い切って外出する、人に会う、などなど。

鍼灸は施術当日は吐き気が落ち着いた気がして効果を感じました。しかし翌日からまた通常モードに戻ってしまい、毎日行くのは厳しいためやめてしまいました。

吐き気止めは2~3回内服しましたが、私の場合は症状が変わらなかったので内服するのをやめました。しかし友人は内服すると吐き気が落ち着いたと言っていたので個人差があると思います。嘔気が強い人は試してみるのもひとつだと思います。

妊娠前からの体作りとは、私はもともと痩せ気味の体型で低血圧や貧血など常にあり、なんというか不健康な人間です(笑)不健康な体で妊娠するからつわりもしんどいんじゃないかと思いジムに通い筋トレを開始、食事もタンパク質や鉄分を意識して摂取しました。結果体重が2キロほど増えました。そのあと妊娠し、妊娠後もできるだけ栄養を取り続けようと意識しました。が、つわりには勝てませんでした😂嗜好も変わるので普段野菜や雑穀米、魚や肉なんでも好きですが、妊娠した途端に野菜は白米は食べられなくなり、ジャンクフードとラーメンになりました。こんなに嗜好品が変わるのって不思議だなあといつも思います。

私が一番効果があると感じたのは、気分転換の外出や友人と会うことです。仕事に行くこともそのひとつに入る場合もあります。特に公園や森の中など緑豊かなところにいくと吐き気が落ち着くように思います。しかし帰宅してからどっと疲れを感じることもあり、絶対的な対策ではないと思っています。5回も妊娠してまだ解決に至らないつわり、奥深く手ごわい相手といえますね。

つわり以外の妊娠初期の症状は?

悪阻以外の妊娠初期のその他の症状として、私の場合は

便秘、皮膚トラブル、眠気、口内炎、唾液の分泌更新などがありました。

便秘は食べていないのもあり、1~2週間出ないこともしょっちゅうです。緩下剤を内服しながらどうにか過ごします。

そしていつも体中に湿疹がでます(二番目ちゃんの時以外全員)。湿疹の場所は様々ですが鼠径部や腰、胸、肩など服で見えないところにでます。吐き始めてしばらくすると真っ赤で痒くて仕方ない湿疹があちこちに出始め、大きいものだと10㎝を超える湿疹になることもありました。真菌(カビ)のようにも見えるため、毎回皮膚科を受診をしますが真菌ではなく妊娠掻痒(そうよう)だと診断を受け、保湿剤とステロイドを処方されます。しかし薬の効果はなく赤黒い広範囲の湿疹があちこちにあるため、妊婦健診でお腹を出すときに「どうしたん?」とよく驚かれました😂特に第一子の時が湿疹がひどかったのでしが妊娠後期には綺麗に消えて跡も残りませんでした。

私はもともと肌が弱くて毎年皮膚トラブルに悩まされていました。汗疹や蕁麻疹、広範囲に渡るジュクジュクとした湿疹がでて掻きむしって血まみれになることもよくありました。お肌トラブルがあるときは精神的にも苦痛でした。しかし、妊娠初期にでた上記の皮膚湿疹のあと、産後は手以外の皮膚トラブルがぱったりとなくなりました。これは本当に感動しました。出産とは、東洋医学では最大のデトックスだと言わたりします。出産は体内からの気の塊である胎児を産み落とし、さらにエネルギーである気血を消耗すると考えられているそうです。なんとなくですが、長年蓄積された体内の悪いものが出産や授乳で出て行ったのかなと思います。第二子の時だけ私に湿疹が出なかったんですが、産まれた次男がすごい乳児湿疹になりました。関係はわかりませんが、それ以降妊娠するたびに自分の体に湿疹が出てほしいと願っています(笑)

最後に

つわりは毎回同じではないし、季節によっても違う気がします。冬のつわりはもうこりごりです(笑)

そして男の子だから、女の子だからとつわりに差があるわけでもないのだなと思いました。なんとなくですが、主人の遺伝子が強い子のほうがつわりが強く出るように思います。異物感が強いのかしら、なんて思ってます😂

つわりのしんどさは周りの人に理解してもらえないこともあるかもしれません。しんどい時は誰がなんと言おうとしっかり休息をとりましょう。そもそも妊婦さんが無理に働いたりハードな家事を続けないといけないのがおかしい!と私は思っています(笑)妊娠初期は赤ちゃんの体の基礎が作られる大切な時期でもあります。食べられなくてもオエオエ吐いても赤ちゃんは日々大きく育ってくれています。食べやすいものを少しずつ食べて一日一日過ぎるのを待ちましょう。くれぐれも無理せず自分なりのつわりの乗り越え方が見つかるといいですね(^^)

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